姿勢×セルフケア×和文化

人生が暗い時ほど暖かい言葉を使うといい

共働きで旦那さんは仕事。夜まで帰ってこない。

あなたも子供を見ながら家事をするか、または保育園に預けながらパートの日々。

裕福とは言えない、負担は多くなるばかり。夫ともコミュニケーションが取れない。

この先どうなるのかという不安。

あなたの人生には、そんな影が差しているかもしれません。

状況を変えることは難しい。ぼくも嫌というほど経験してきました。

だからこそ、ぼくは『言葉』だけは暖かい言葉を使おうと決めているのです。
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『陰』と『陽』が描くサイクル

『陰陽』という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

これは東洋にある考え方で、東洋医学などでも用いられています。

世の中の事象や人の心など、ありとあらゆるものには『陰』と『陽』の性質があるという考え方です。

そして、この陰と陽が常にサイクルし続けることが、全てのバランスを安定させるということなのです。

世の中すべてのものに『陰陽』はある

陰とは、冷たさや暗さ、下降などマイナスを感じさせるものです。

対して陽とは、暖かさや明るさ、上昇などのプラスを感じさせるものを指します。

陰の要素を持つもの
  • 辛い気持ち
  • 夕方や夜
  • 冷える
  • 眠る
陽の要素を持つもの
  • 明るい気持ち
  • 朝や昼
  • 暖まる
  • 起きる

そして、この陰と陽は片方だけが強まってはいけないと言われています。

陰の後には陽がやってきて、また陰が巡ってくる。

このサイクルがあってこそ、世の全ては健やかに回転しています。

24時間ずっと起きていると倒れてしまいますよね。反対にずっと眠り続けると身体が弱ります。

身体を冷やすのはよくないですよね。でも暖めすぎるのもよくありません。

水を飲みすぎると調子が悪くなります。飲まなさすぎてもダメです。

人は陰の性質を持つものと陽の性質を持つものを交互に取り入れて、バランスを保つのです。

心に対しても同じです。

ずっと後ろ向きな心を持ち続けるとバランスが崩れ、あなたは倒れてしまいます。

反対に、ずっとポジティブ過ぎても無理が出てくるので、時には後ろ向きに考える時間もあっていいのです。

環境が暗い気持ちを呼び起こすなら、何かをもって明るい要素を取り入れてしまいましょう。

ぼくは明るい要素を、自分が発する『言葉』に求めたわけです。

いい言葉を使えば陰陽が回る

ぼくが子育ての中で悪い状況になった時、こんな言葉を多用しました。

  • ありがとう!
  • 嬉しいな!
  • パーっといこう!
  • 何とかなるよ

自分の心の内は辛くてしんどくても、ぼくは暖かい言葉を多用しました。

そして、笑いました。

トラブルやアクシデントに直面したときは辛くても、過ぎた時にはとにかく笑いました。

『ざきさんは一緒にいて楽しい』

『子供育てながら仕事もして、偉いよね』

『本当に家族を大切にしてるんだね』

いつしか、ぼくの周りには他人からの暖かい言葉が舞うようになりました。

そうなった時、ぼくが心が折れて陰の要素に満たされようとも、

周りから暖かい陽の要素が流れ込んでくるようになったのです。

陰陽のサイクロンは『ありがとう』から

あなたが偏ったバランスに陥った時、周囲がバランスを立て直してくれる。

そのためにも、あなた自身が常に陰陽のサイクルを回すことを心がけてみることをオススメします。

自分の中で回っていた陰陽はいつしか周囲に伝わり、あなたの環境を取り巻いた大きな陰陽の渦が生まれます。

急に出来ることを増やす必要はない。

過剰に頑張らなくていい。

言葉だけ。まずは暖かいものを使ってみて欲しいのです。

まずは、あなたの旦那さんにこの言葉を言ってみてください。

『ありがとう』

まずはこれだけ。

もしかしたら、あなたと旦那さんの凝り固まったすれ違いは、一言では解きほぐせないかもしれません。

でも、ずっと言い続けてあげてください。

そして、言えたら旦那さんが何を言おうとも、

『わたしはありがとうって言えたぞ、よくやった、わたし!』

と、あなたを褒めてあげてください。

言葉には、人を変える力が確かにあります。

あなたは周囲から心無い言葉を言われ、傷ついてきたこともあるでしょう。

冷たい言葉は矢となって人に突き刺さります。時には、死に追いやることもあるのです。

そして、暖かい言葉は人を包みます。時には、立ち直る活力にもなるのです。

あなたが暖かい言葉を投げかけ続ける人になれば、あなたに対して暖かい言葉を届ける人が必ず現れます。

勇気を出して、ありがとうと。

今回はここまで。

ぼくのヘンテコな生き様が、あなたに少しでも『いまを変える』キッカケとして届きますように。

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この記事を書いた人

殺陣4年目。普段はリラクゼーション仕事をしながら、身体の勉強をしつつ、殺陣を楽しんでいます。YouTubeチャンネル『ちゃんばらスタジオ』で仲間たちと殺陣の動画コンテンツを更新しています。

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