赤ちゃんが電車で泣いているのに対して、『うるさい!』と文句を言う人。
正直言って『ガキすぎる』と思います。
赤ちゃんはまだ、泣いて伝えるしか手段がないんですよ。
いい歳した大人が『うるさい!』とイライラを伝えることしか出来ないのでしょうか。
ハタから見てたら、レベルが変わらない。
あぁ、人間って“年齢”じゃないんだなぁ。
図体は大人になっても、ガキはいるんだなぁと、この頃思います。
子供は泣くのが当たり前
これ、当たり前中の当たり前なんですが、どうも文句垂れる人はここら辺の基礎知識が欠落してるんじゃないでしょうか。
人間が言葉を話せて、ルールを覚えてる他人に配慮できるのは、教育機関で人付き合いや社会を学んで知ったから出来ることなんですよ。
生まれて数年の子供が、そんなものを教わる時間あると思いますか、って話。
ぼくは、これまでそういう文句を言われてる現場に居合わせたことが無いのですが…。
電車で怒鳴られたというSNSの投稿を見たとき、
『え、子供は泣くのが当たり前ってことすら、分からないの…?』
ちょっと、ビックリしますね。
『うるさいなら、耳栓でもしたら?』
これ、めちゃくちゃ思います。
世の中には、外部の音をシャットアウトできるアイテムがあるんですよ。
耳栓でもしたらどうですか?
普通に100均で売ってますよ?
イヤホンしたら? AirPodsのノイズキャンセルでもやったら?
買うのがめんどくさい?
なら、別の車両に移れば?
泣き声が不快なら、降りて次の電車に乗れば??
取れる方法はいくらでもありますよね。
『何で俺が子供のためにそこまでしなきゃいけないんだよ!』
いや、そりゃそうでしょう。
あなたの方が『取れる選択肢』が多いんだから。
子供が出来ることは、泣いて伝えることだけ。
あなたはいくらでも出来ることありますよね? って話。
『出来る能力がある』クセして、やろうともせず文句だけ垂れる。
これをガキと言わず、何と呼べばいいのでしょうかね。どなたかご教授ください。
何の対策もしたくないんなら、黙って座っとけよ。
って思います。
周りが迷惑だろ! ←普通にダサい
『公共のマナーを考えろ!』
はい、自分以外の周囲を引き合いに出して、多数決で本質をぼかすやり方。
普通にダサいです。
自分の意見を言うのに、社会を持ち出さないと言えないんでしょうか。
『仕事で疲れてるんだよ!頼むから静かにさせてくれよ!』
まだ、この方が言い分としては理解できます。
自分の感情的なイライラを正当化するために『公共のマナー』とか持ち出すのは、本当にカッコ悪いと思います。
むしろ、社会全体が理解を示して子供を育んでいくのが公共のマナーだとぼく個人は考えているんですが、おかしいんでしょうかね。
子供が泣くことに感情論でキレる大人たち
子供が泣くのは、ママへ何かを伝えたいからなんです。
言葉を上手く話せるだけの経験がまだ無いんですよね。
子供は自分で行動を選択できません。親に連れられ、決められたものを与えられるしかありません。
自分で選ぶだけの知識も経験も、また自由も無い。
泣いて伝える自由しか無い。
その唯一の選択肢に対して、いい歳した大人が自分の出来ることもせずにイラついてて、
恥ずかしくないのか?
と思います。
疲れてるのは分かります。社会で生きてて、理不尽もあると思います。
でもその矛先が、弱いものに向くのは全く同情できません。
人間って、知性があって賢いハズの生き物じゃないんでしょうか。
野生の獣みたいに、弱いものに当たり散らしてるのが知性のある人間でしょうか。
ぼくは、せめて人間に生まれたんだから『賢く』生きていたいですね。
親がしっかりしろ! と傷つける人々
子供ではなくママに対して、何とかしろ、電車を降りろと言う人もいます。
同じことです。
子供の存在を受け入れていない点で、何も変わりません。矛先を変えてるだけ。
ママだって、子供に泣いてほしくないと思っています。周囲に迷惑をかけたくないと思っています。
素知らぬ顔でスマホ弄ってるママもいるかもしれませんけど…。
だからと言って、言葉で攻撃していい理由になりませんよね。
そもそも、子供が泣くことに対して『自然なこと』と思えていないわけですから。
子供って、何もなくても泣く時があるんです。
ママだって、いちいち全て構ってたら疲れ切ってしまいます。
明らかにおかしかったら、泣き声で誰かが異常に気づくんです。
子供がうるさい。親がしっかりしていない。
これ全部、子供を育てるということに理解を示していないから思うことです。
まず、イラつく自分がしっかりするべきですよ。
何度も書いてますが、うるさくて仕方ないんなら耳栓でもすればいいんです。
子供とママに当たり散らす前に、自分で解決すりゃ一番早いんだから。
ママは『自分を責めないで欲しい』
ママは、周囲に対して『ご迷惑おかけします』などのひと声をかけて、
周囲の理解を得るなどの『潤滑油』として謝罪はしてもいいかもしれません。
でも、『私たちがいてはいけないんだ』と自分を責めてしまう必要はないと、少なくともぼくは思います。
人間は何で生きるのか?
次の世代にバトンを繋ぐためでしょう?
ぼくは何十年も生きてる社会人よりも、次の世代を背負う子供を優先するのが当たり前だと考えてます。
ていうか、ぼくらも子供の頃は優先されてきたハズです。
されてた側から、する側に回っただけ。
大人になったと言うのなら、
いつまでも自分を中心に世の中が回ってくれてると思わない方がいいですよね。
今回は不満をクドクド書いてしまいましたが、子供をもっと愛せる強さを持ちたいもの。
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