大和男児たるもの、弁当の一つも作れないようでは恥と言えるでしょう。
あ…ごめんなさい。
昨今のジェンダーの考え方にケンカ売るつもりじゃないんですハイ、ホントに。
とはとは言え、日本文化が好きで、お勉強もチマチマやっているぼくは大和魂を持つ男でいたいわけで。
『据え膳食わぬは男の恥』なんて言葉があります。
女性からの誘いを断るとは何事か!
という意味ですが、まぁそれに近くて。
娘からの誘いに腰が引けるなど、ぼくの(ひん曲がった)プライドが許しません。
娘からの挑戦状を、言い訳して逃げるわけにはいかないのです。
というわけで本日は、お弁当を作って二人の娘と公園にお散歩へ出かけました。
まぁ、散々のたまっておいて、肝心の弁当の出来はカスみたいな評価でした。
- お弁当作りの流れ
- 娘たちの弁当に対するリアクション
- お散歩先『蚕糸の森公園』の現在の景色
ちなみに、これを書いている現時点で帰宅したのですが、
『これから日曜日はいつもお弁当作って』
と言われたので、下手すりゃシリーズものになるかもしれません。
弁当のおかずをヒアリング
さて、お弁当のラインナップはオーソドックスなものにしようと思います。
- おにぎり
- 卵焼き
- お肉系
- サラダ系
こんなところでしょう。
肉食系女子である二人の娘ですから、お肉のおかずがメインとなるはず。
『何が食べたい?』
と尋ねると、
『何でもいいから早く作って』
と、上の娘から超COOLな返答が。
上の娘は5歳です。
うぇい…
デートに誘っておいて相手にプランを任せるような、このモヤモヤ。
まぁココでつまづいていても仕方ありません。
肉と野菜炒めにするかー、と冷蔵庫から材料を取り出してまな板に並べたところで、
『タコさんウインナー』
と、下の娘からお達しが。
はよ言え。
タコウインナーの作り方すら知らぬ惨状
ここで一つ気づきましたが、
タコウインナーの作り方すらも、ぼくは知らないのでした。
いやぁ、アレもうタコの形状のウインナーが売ってるとか思ってたんですよ。
いやお恥ずかしい。またひとつ娘に教えられました。
親であるのに、タコウインナーひとつ作れないとは…!
ぼくの(ひん曲がった)プライドが(以下略
でまぁ、よく分からないテンションの中、
スマホで調べようともせず、自身の発想のみでタコウインナーを作り始めました。
男はプライドが揺らぐと、挙動不審になるもんなんですね…。
お弁当作りスタート
まずは、タコさんウインナーを調べもせず感覚で作ります。
なぜ自分にそんな枷を
とりあえず、ウインナーの片側に包丁で切り目を入れてフライパンで熱したら、反り返ってタコっぽい形状になるでしょう。
切り目を入れます。
しかし、ウインナーが小さくて細いので、8本足にしたらこのタコは加熱で砕け散るおそれが。
仕方ないので、4本足にしました。
8本じゃないとかいうツッコミは弾きます。本質を見ましょう。
タコが連想できりゃいいのです(笑)
熱しているうち…
おお!
これは、アレじゃないですか?
『タコ・ソ・ノモノ』では??
形状に満足したところで、ケチャップでほんのりと色づけ&味付けして、
タコウインナーを模した何かが完成しました。
めっちゃ焦がした
続けて卵焼きです。
無駄に片手割りでカメラ意識。
早速焼いていきます。
見てください、この箸さばき。
素直にフライ返しを使え、と言いたくなりますね。
とはいえ無事に、きつね色の良き卵焼きになったのではないでしょうか??
裏側はどんな感じかな…
見なかったことにします。
臭いものにフタをする勢いで、お弁当箱にこれら二つを詰めました。
娘お気に入りの『ちいかわ弁当箱』です。
このポップな雰囲気が、惣菜のこんがり感を和らげてくれることでしょう。
このあとは、作ったおにぎりと買ってきたサラダを別の箱に詰めて、完成です。
見られないうちに、とっとと詰め込んで出かけます。
外の開放的な空気ならば、多少の弁当の不出来さも誤魔化せるはず。
出陣です!
ウォーキングに最適な『蚕糸の森公園』
やってきたのは東京都杉並区にある、
『蚕糸(さんし)の森公園』です。
広々としており、
- 池のエリア
- 木々の下を歩く道
- 滑り台の遊具エリア
- 傾斜のある原っぱ
とバリエーション豊かです。
近頃では徐々に葉の色が変わっており、これから紅葉が進んでいきそうですね。
日中は滝が稼働しており、涼しげな風が感じられますよ。
池のエリアでは、鯉や鳥たちがのんびり過ごしていました。
癒されます(*´ω`*)
と、こんな感じで動植物と触れ合える公園ですよ。
いよいよお弁当のご開帳
では、お弁当を早速広げるべく、傾斜のある原っぱに腰を落ち着けました。
陽当たりもよく、あたたかいです。
ブルーシート持ってくるの忘れた…
気にしない方向で、さっそく開けてみましょう。
あたたかい陽射しと開放的な青空。
娘たちも期待に胸をふくらませて、ちいかわのお弁当箱を取り出しました!
『かわいい〜』と、ご機嫌な上の娘。
これは好反応が期待できますね…!
ぱかっ
『…………』
いやね、違うんですよ。
娘のリュックに入れさせて、はしゃぎ回ってたもんですから。
ぐっちゃぐちゃのスプラッターに
リアルに娘の動きが止まりましたが、まぁコレも気にしない方向で行きましょう。
タコウインナー(自称)と卵焼き。
おにぎりと、ポテトサラダです。
食べ始めると、意外と文句たれずに楽しそうに過ごし始めました。
一緒に外でお弁当を広げると言う、ワクワク感。
これが大事なんですね。
ぼくのミスなど消し飛んでしまったと考えて良いでしょう。
すんなりと完食。この後は走り回ったりと、楽しく遊び始めました。
ちいかわたちのお弁当箱も、雰囲気作りにひと役買ってくれましたね。
キャラクターの力は偉大ですね。
ちなみに、ぼくはうさぎのクレバーな感じが大好きです。
このお弁当箱はコンパクトで使いやすく、少量のおかずを詰めるくらいの時に適しています。
- コンパクトで子供のリュックにも入れやすい
- エアーバルブが付いているので、小さな子でも開けやすい→壊しにくい
- 色合いが目に優しい
- ちいかわたちの絵が和む
- 食べ盛りの子には量が物足りないかも
ちいかわ好きなお子様がいたら、お出かけのお供に連れて行ってあげてくださいね。
お外でご飯を一緒に食べる特別感
大人になったら、外で弁当をつつくなんて珍しくもないでしょう。
でも、子供にとっては毎日が新しいイベント。
パパママとお外で、
それもお店ではなく作ったお弁当を持って食べるのは子供にとって、大切な経験です。
これから寒くなるものの、
家で毎日過ごすだけでない刺激も、子供と一緒に感じていきたいです。
ちなみに、娘たちの中では既に、
来週も弁当を提げて公園に行くのは確定しているようです…w
やってやろーじゃないか!
洗濯も洗い物も、ご飯作りも苦ではないですからね。
腕前はともかくとして。
終わりに
今回の記事は、こんな感じでした。
- お弁当作りの流れ
- 娘たちの弁当に対するリアクション
- お散歩先『蚕糸の森公園』の現在の景色
ところで、弁当を作ってあげるパパは、割と少ないんですかね?
ぼくがめちゃくちゃカッコ悪いと思う逃げ口上に、
『俺の仕事じゃないから』
というものがあります。
いや、
能力がないから出来ないですって認めろよ。
出来ないことがあるのは当たり前だし、責めることじゃありません。
が、潔く認められないのは普通にカッコ悪いです。
他で結果出してるから出来なくてもいい、とかね。
でもそれは、出来ない分野に関しては『無能』なわけですよね。
出来ないことをやってくれるパートナーに敬意を表してこそ、円満な家庭が作れるとぼくは思います。
ぼくが何でも身につけようとしてるのは、
出来ない自分をダサいと思うからです(笑)
洗濯もすりゃ、洗い物もします。
ご飯も作るし、洗濯物のたたみもやります。耳掃除や身体のケアまでひと通りの家事は抵抗なくやれます(笑)
自分の価値観に無い分野でも、触れてみるに越したことは無い。
ってことですね。
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