今回の記事は、クソほどの役にも立たない『ぼくの自慢話』です。
滞在時間5秒となることは必至。
マジでヒマ潰しにしたい人だけ、お読みいただけたらと思います。
他の記事でもしつっこいくらい書かせてもらってるんですが、
ぼくは子育ての傍ら、友達と殺陣のYouTubeチャンネルの撮影と更新を続けています。
遊んでんじゃねぇよ
めちゃくちゃニッチなテーマなんですが、ぼくが考案したシリーズでちょい伸びしてるものがあります。
それが『殺陣の考察動画』
何をしてるかと言うと、
名作時代劇のスゲェ殺陣の動きを分析して、自分たちでやってみようという企画です。
全くもって役には立ちません。
これを見たところで、人生好転はしないでしょう。
でも何故か、1000回以上は再生していただけてます。
多いやつは何と『9万回再生』。
何が視聴者を駆り立てたのか、考えてみたのですが。
『好きなものについて語り、身体張って再現してるアホ』を見て楽しんでくれていると自己分析しています。
殺陣の考察動画とは?
チラ見せしますと、こんな感じのことをやってます。
映画『用心棒』の、三船敏郎さんの動きを分析・再現したり。
『座頭市鉄火旅』の、勝新太郎さんの三段斬りを再現してみたり。
『椿三十郎』の、三船敏郎さんと仲代達矢さんの一騎打ちをやってみたり。
YouTube動画は『体を張る動画』が割と見られる傾向はあると思います。
これも恐らくは、無駄なことに身体を張る動画と見て良いのかも知れません(笑)
カミさんからはもれなく『アタオカ認定』されております。
週6で働いて子育てもしてるから許してちょ…。
ついでに、この動きを再現するにあたって動きの理論などを噛み砕いて話をしているので、
時代劇好きなおじさま達からは好評です。
身体の使い方のアウトプットでもある
さんざん落としましたが、実は一つ目的がありまして。
自分の身体の動かし方をアップデートするため
という目的のためにも取り組んでいます。
実際にやってみて分かるのですが、刀を素早く抜いたり正確に斬るためには、
身体の力をいかに抜けるか、緊張をせずに動くかなどが割と大切だということ。
速く振ろう、と思えば思うほどチカラが入って逆に動きが遅くなるんです。
ただ、チカラを抜くってどういうこと?
どうすれば、正確に力強さも感じられる斬り方になるの?
そういった疑問を本を読んで考えて、こういうことかなと思った仮説を試している。
ぼくの作る考察動画は、そんな研究の検証動画でもあるわけです。
殺陣の考察動画を出して得たメリット
考察動画を出して、実際にぼくはどんな成長をしたのか?
考えてみたら、いくつか浮かびました。
- 説明が上手くなった
- 自分の考えを理解出来るようになった
- 殺陣のスキルが格段に伸びた
- 自分の強みが見えてきた
- 自分の考えが受け入れられたと実感できた
一つ一つお話しますね!
説明が上手くなった
考察動画と言ってるくらいですから、人に説明しなくてはなりません。
つまり、順序立てて自分の考えを伝えていく必要があるということです。
この殺陣はどんな動きか?
なぜそんな動きをしたのか?
こう動くことでどんな利点があるのか?
大学生の出すレポートを動画でやってる気分になります。
ぼくは理論とかを考えるのがド下手だったのですが、数をこなすと多少なりとも見えてくるもの。
自分の考えを理解出来るようになった
ぼくは典型的な『感覚型人間』です。
何を思って行動しているのか、などはあまり考えていません。
考察動画では否応なく自分の考えを伝えなければ話が前に進みませんから、
感覚を『理論』に置き換えて説明するようになりました。
自分はここにピンと来たから、こういうふうに考えてたんだなぁ
といったように、
殺陣のスキルが格段に伸びた
ぼくは殺陣を人から学んだことが、ほぼありません。
一回くらいは行った方がいいよなぁ、と教室に行ってはみるものの。
継続して通った経験は一度もありません。
本を読んで、自分なりに噛み砕いた理屈で動いてみる。
考察動画を通して、出来映えや視聴者からの反応が得られたことにより、
これも一つの正解なんだ、と思えることが多かったのです。
自分のやってることが正しい道に進んでいるか?
これは殺陣に限らず、誰もが持つ不安や疑問ではないでしょうか?
その背中を押してくれるのは、他人のフィードバックです。
自分はこの方向を突き詰めてみよう!
そう思えたことで、
自分の強みが見えてきた
方向性が固まれば、あとは伸ばすだけ。
次第に、自分が得意なことや不得意なことが見えてきます。
ぼくは、武術や武道など、日本の伝統文化にある理論をもとにした動きを組み込むのが向いていると感じます。
逆に、派手な動きやパフォーマンス特化の動きは向いていません。
長所を伸ばして短所をカバーする。
そんなふうにシフトするようになり、
自分の考えが受け入れられたと実感できた
これが本当にデカいです。
ぼくは独学で勉強してきたため、
『まともな教育を受けていない』
という不安が付きまといます。
それでも、考察動画を出すことで賛否両論ですが意見をいただけます。
どちらの意見も参考にして、最終的にまとめていきます。
そうして最後に、
自分は、自分のままでいいんだ。
こう、思うことが出来るのです。
褒められたら自信にすればいい。
否定されたら、見直した上で再構築すればいい。
無反応のままが、一番怖いのです。
賛否両論でも、意見をもらえることで自分の考えがまとまり、
これでいい、という答えが出ます。
独学でも、殺陣は出来る。
好きなことに自信を持てばいい
『わたし、人に胸を張れるものが何もなくて…』
こんなふうに思う必要は、全くありません。
んなこと言ったら、ぼくのやってることなんてそれこそ生産性も無ければ、人の役にも立ちません。
ぼくが身体の使い方上手くなるかどうか、ですからね。
でも、『勉強になった』『面白かった』と言ってくれる声はあるんです。
どうせバカにされるから、謙虚に振る舞っておこうと思わなくて大丈夫です。
あなたが今の人間になれたのは、その『胸を張れるものじゃない趣味』があったからです。
あなたはあなたなりに、その趣味から何かを受け取り、今のあなたになっています。
あなたが短所ばかりだ、と思うならそれをひっくり返してみてください。
引っ込み思案なのは、相手のことを気遣うという長所です。
優柔不断なのは、それだけ色んな視点を持っているから。
自信が持てないのは、自分をさらに成長させようという意欲があるから。
長所と短所は、表裏一体なのです。
あなたが悪いように考えるものが、他人から見たら羨ましいくらいの美点でもあります。
子育てに悩み、イライラしてしまうあなた。
ぼくからすれば、
『自分の心も投げ打って子供のことを考えてあげられる人』ですよ。
少なくともぼくだけは、あなたに敬意を払います。
あなたは、スゴい人なんです。
仕事に逃げて、プライドを守る父親よりもずっと。
生命を守っているなんて、生き物として最上級のシゴトですよ?
あなたが自分を責めるほどに他者の声が足りていないなら、何度でも届けます。
あなたは、凄い。一番大切なことをしています。
社会のステータスとか世間体とか、本質から遠ざかったものよりも、大切なことを心得ている人。
湿っぽいですが、所詮この記事はぼくの自慢話でしかない無益な記事なので、
真面目な話はやめて、まとめに入ります(笑)
考察動画を今後も続けます
考察動画を作り、反響をいただけたことでぼくは自分の強みが少しずつ見えてきました。
同時に、
この方向で伸ばして行こう
とも考えるようになりました。
私たちは、周囲の評価で自分の価値を計ります。
あなたがもし自分に自信が持てないとしたら、
『続けていること』を自信に変えられる環境に身を置いてみるのがいいかも知れません。
スマートフォンでネットサーフィンしているのもいいですが、
ぼくも最近、娘にお弁当を作った記事を書きましたが、
子育ての中で取り組んでいることでも、立派なコンテンツです。
日記?
結構なことじゃないですか。
全世界の誰一人として読む訳がない、なんて誰にも断言できません。
意味と効率と生産性だけを見る世の中なんて、ぼくはカスだと思います。
せっかく人間に生まれたんなら、ムダや遊びを楽しめた方が良くないですか?
ムダを切り捨てて結果のみを重要視する、そんなツマラナイ世の中の風潮に、あなたがいる必要はない。
ぼくはそんなふうに思います。
今回はここまで。
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