今回は、『殺陣の教室の選び方』のポイントについて解説します。
この記事を書いてるぼくは、趣味の殺陣を独学で始めて5年目になります。
趣味だからこそ自由に楽しく、日々の暮らしにプラスにしたいという観点でお話していきます!
殺陣の教室選びのポイントは『続けられそうか?』
殺陣の教室を選ぶときは、
『無理なく続けられるか?』
を基準に探していきましょう。
具体的に考えるポイントは、
- 自宅から通いやすい?
- 月々の月謝と費用は?
- レッスンは何時から?
- 雰囲気があなたに合ってる?
- 通うことをごり押ししてこない?
- 子供のために休むことに理解がある?
こういったところを、ホームページや体験レッスンから探っていきましょう。
場合によっては、メールなどで確認してみるのが確実です。
殺陣を学ぶとなると、それまでのあなたの生活のサイクルに変化が生まれます。
変化は少しずつ、徐々に浸透させていくのが無理なく続けるコツ。
一気に大きく変える、っていうのはメンドくさいんです(笑)
自宅から通いやすい?
ベストなのは、
遠くにある教室は移動時間が長く、刀や着物を持っている場合はメチャ疲れます。
また、急な予定が入った時には時間が間に合わないこともあるでしょう。
そんな時に教室まで1時間かかるとしたら、
『もう今日はいいや…』
となる事も考えられます。
それが続くと、だんだん面倒だと感じるようになってしまうことも考えられます。
せっかく始めたのなら、続けられる方が良いですよね。
あなたがストレスなく通える距離から、まずは探してみましょう。
月々の月謝と費用は?
殺陣を仕事にしていくという気持ちで学ぶ場合は別ですが、
基本的にこのサイトでは『趣味』として殺陣を学ぶことを前提にしています。
殺陣の教室って、プロ育成とかを視野に入れてる場合もあります。
そういうところって、基本的に月謝が高いんです。
また、料金の高い教室=いい教室とも限りません。
単に大きな施設の場所代や、ブランドによる料金設定という場合もあります。
通ってみたら、10〜20人を一斉に教えてて、そのスピード感やほったらかし時間にうんざりするかも知れません。
教室がどんな人材を排出してるかとか、どんな実績を持ってるかとかは関係ないんですよ。
あなたが、ムリなく楽しく成長できるか?
これ以外を考える必要は、ありません。
高いと感じる教室は、候補から外してOKです。
レッスンは何時から?
ぼくは独学で殺陣を学んできました。
教室に定期的に通ったことはありません。
その理由が、
『子育てとレッスン時間が合わなかった』からです。
仕事を終えて保育園に迎えに行く時間は夕方。
夜からレッスンをする教室には通えません。
なし崩し的に独学になったのですが、ここは家庭によって様々でしょう。
週に1日は旦那さんに預けて教室に夜から通うもよし、
仕事や子育て、他者との調整が必要になる要素ですので、
レッスン時間はしっかりとチェックしておきましょう。
雰囲気があなたに合ってる?
教室の多くは、一度体験してみることで雰囲気を見てもらう『体験レッスン』が設けられています。
ホームページのある教室なら、メールで問い合わせられるようになっているでしょう。
あなたが遠慮してしまう、流されてしまうなど本音をさらけ出せないタイミングがあった場合は、
どれだけ入会を勧められても、一度ゆっくり考えてみることをお勧めします。
イヤだと感じる自分を責めなくていい
ママの中には子育ての疲れから、
『自分は何をやっても続かない人間なんだ』
という思いから自分を責めたり、
無理して相手に合わせて流されてしまう人もいます。
ハッキリ申し上げます。
ちょっとイヤな雰囲気だからといって断ってたら、逃げるばかり…なんてこと無いですからね。
殺陣は頑張るんじゃないんです。
頑張って続けてみよう、と思うのであれば。
この人たちとなら、難しくても大変でもツラくても、一緒に頑張れるかも…!
そう思える人のもとで、頑張って続けてみてください。
悪意は無くても、優しいあなたの心をエグってくる人はいるんですから。
通うことをごり押ししてこない?
ひたすら営業してくる教室。
まぁ、今の世の中ほとんどいないとは思うんですけど。
教室ビジネスはパイの奪い合いです。
お客様を掴もうと、必死にアピールしてくる教室も無いとは言い切れません。
ホント、あなたに合わなかったら即座に断ってOKです。
ここで気を遣ったり推しに負けたり、可哀想と思う必要は全くありません。
流されたあなたまで、可哀想なことになってしまいますからね。
子供のために休むことに理解がある?
これ、意外と最初に探っておいていいポイントです。
割と、プライドや意識の高い講師の方もいまして。
ぼくもその気持ちはイタいほど分かるのですが、
自分のポリシーを人に押し付けるタイプは120%指導に向いてないです。
もしその教え方で人材を排出してるとしたら、
講師ではなく、本人のひたむき過ぎる努力の賜物でしょう。
とはいえ、殺陣より子供を優先するという価値観に理解を示してくれる講師かどうかは、早い段階で見極めましょう。
独身の人は、意外と『何とか調整できるでしょ』とか思ってたりするんで…。
こんな感じで、
あなたが無理なく続けられそうか?
を基準に教室は選んでいくこと。
間違っても『今ここで踏ん張るのが自分を変える試練だ』とか、
妙なタイミングでストイックさを出してはいけません。
あなたにとってストレスがなく、
あなたのスタンスを肯定してくれる環境のもとで伸び伸びとやった方が、間違いなくあなたを成長させます。
ていうか、『成長しなければいけない』ワケでもないです。
日々頑張ってるから、だらだらと力を抜いて楽しもう。
これだって、立派な動機ですよ。
見つめるのはあなた自身。
講師の顔色は気にしなくて大丈夫です!
殺陣の教室はどうやって探す?
教室を探すにあたっては、
- WEBで検索する
- SNSから検索する
この2つがポピュラー。
ホームページを作っている教室は大手や有名な教室が多く、
規模は大きく、スピード感や意識も高い傾向にあります。
反対に、SNSで教室の情報を開示している人は小規模な分、丁寧に教えてくれると考えて良いと思います。
web検索で探す
web検索の場合は、
『殺陣 教室』で調べると多くの教室がヒットします。
場所を追加して検索するのがオススメ。
『殺陣 教室 〇〇(あなたの住んでいる地区)』で調べると、近くの教室情報がヒットします。
ホームページをそれぞれ見て、比べてみましょう。
質問や確認事項は、教室のホームページのどこかに『お問い合わせフォーム』があるはずです。
そこからコンタクトしてみるといいですよ。
SNSで探す
X(旧Twitter)やFacebook、YouTubeなどでも情報を開示している団体は多いです。
気になった教室には、DMやメッセージ機能を使ってコンタクトを取ってみましょう。
体験レッスンに行ってみよう
ほとんどの殺陣教室は『体験レッスン』を設けています。
無料のところもあれば、
500〜1,000円くらいの料金で実際に刀を振ってみたり見学できる教室もあります。
ここで、実際に体験した上で通うかどうかを決めることができます。
教室の方々も、あなた自身に合っているかを判断してもらった上で気持ちよく通ってもらいたいと考えている証拠。
体験レッスンは是非活用しましょう。
体験レッスンの申し込みは、ホームページのお問い合わせフォームや、SNSのDMなどから申し込みます。
いきなり道具を揃えなくてもいい
『刀はあった方がいい?』
『着物は必要?』
といった疑問が出てくると思います。
教室としても、やはりあなたには楽しんで上達して欲しいという想いがあるからです。
道具にもあなたの体格や目的に合わせて、色々な種類があります。
何が自分に合った道具なのかは、学んでいく上で分かってくること。
ですので、体験レッスンの段階で道具を揃えようとしなくても大丈夫。
木刀や帯を貸し出してくれる教室が多いです。
まずは、動きやすい服だけ用意して、教室に行ってみましょう。
ただ、教室によっては木刀の貸し出しをしていないところもあります。
お問い合わせの段階で確認しておきましょう。
体験レッスンに行ったのに、刀がなくて振れなかった…
といったことが無いようにしたいですね。
通いたいと思ったら、入会手続きをして始めよう
体験レッスンを終えて、この教室に通いたい!
と思ったら、入会手続きをしたのち、通い始めるという流れです。
入会にあたっては、以下の料金を最初に支払います。
- 入会金
- その月の月謝(一回ごとに支払う場合もあり)
- スポーツ保険料
これらは、ホームページがある教室では金額も記載されているので、事前に確認しておくといいでしょう。
しばらくは、レッスンに通う中でも教室が木刀を用意してくれることもありますが、
続けるとなったらマイ木刀を購入しておくと愛着も湧きます。
その間に、講師の方にどんな木刀を選ぶのがオススメかを相談しておくのがオススメです。
『楽しい』を基準に教室を選ぼう
今回の記事は、殺陣の教室を選ぶポイントについて、お話しました。
続けやすい環境を見つけ、
楽しむことをとにかく大事にしてください。
それがあなたの日常に変化を与え、あなたを少しずつ前向きにしてくれますよ。
面白かったら、コメントやSNSのシェアを是非お願い致します!
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