姿勢×セルフケア×和文化

ママに本当に優しい場所?セラピストが指摘するリラクゼーションサロンの“盲点”

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子育ての毎日のストレスで身体が疲れて、メンタルも沈みがち…

リラクゼーションサロンでも行ってきたら?

これは例えにリラクゼーションサロンを出したのですが、

『簡単に言うな』

と思うママが、たくさんいるのではないでしょうか。

子連れ歓迎の施設やサービスが増えてきたとはいえ、

ママが気兼ねせず利用できるかというとまた別です。

リラクゼーションサロンというのは、その中の一つではないか。

ぼくはセラピストとしてリラクゼーションサロンに勤めていて、特にそう思うのです。

リラクゼーションサロンは身体のケアの他、BGMや香りや照明などの色んな要素を使ってゆったりと出来る、憩いの場所。

でも、子連れのママが遠慮せずに使えるサロンって、ほぼ無いです。

今回の記事は、子育てママにリラクゼーションを提供するにはどうするべきなんだ?? というテーマでお話します。

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リラクゼーションサロンの違和感

そもそもリラクゼーションサロンは『リラックス』を主眼においたサービスです。

ゆったりとした空間。

静かなBGM。

日頃の忙しさを忘れる癒やし。

これらには、『静かな』『穏やかな』というイメージが付いてきます。

この『静かな』がクセモノなんです。

さて、子供はというと元気、無邪気、大きな声、エネルギーがシンボルですよね。

静かとは真反対です。

つまり、子連れのママにとっては。

リラクゼーションサロンに子供を連れてきては他の人に迷惑がかかる、

という大きなハードルが生まれてきます。

どんな人でも歓迎する。

リラクゼーションはそんな救いの手を差し伸べる業界のようでいて、

ママにとっては、入り口の時点でとんでもなく高い敷居が待ち受けています。

サロン側の努力でも難しい

中には、子連れ大歓迎という理念を掲げたリラクゼーションサロンもあるでしょう。

ですが、

サロンを利用している他のお客様までが、その理念を歓迎しているかどうかは全く分からないのです。

うるさい!
静かにしろ!

なんて言われないか…

こんな気持ちが拭い去れないママにリラックスしてくださいなんて、土台ムリな話ではないでしょうか。

リラクゼーションサロンがママに配慮をしても、

他のお客様のニーズと噛み合わなければ、子育てママはいつも肩身が狭い想いをしなくてはなりません。

このモヤモヤをほったらかしにしていては、いつになったらママは心の底から身体と心をリラックスさせられるようになるのでしょうか。

産後9ヶ月のママを施術した時の話

ぼくがサロンで働いていたある日、産後9ヶ月のママがいらっしゃいました。

0歳の男の子が1人いるとのことですが、姿は見えません。

お子さんは、どなたかが預かっているんですか?

母に預けてきました。身体が限界だったので、頼み込んで預かってもらって…。

なるほど。お母様がいたから、このママはサロンに来ることが出来たんですね。

それからしばらく話を続けているうち、いくつかのことを聞きました。

  • 旦那さんは働いていて、ママは家で一日じゅう子供を見ていること
  • サロンに来るのに子供を預けてから30分ほど移動して来店したこと
  • サロンに来られるのは3週間に一度くらい
  • サロンを出たらすぐに子供を迎えて、また家で子育てに戻るということ

聞けば聞くほど、サロンでケアをしてもらうためにいくつもの手間ヒマをかけて来店されていると感じました。

90分のケアを終えたころ、とてもラクになりましたと喜んでいただいたのですが、

これからまた子供を迎えて日常の忙しさに戻るママの『せわしなさ』に、

リラックスするために、こんなに苦労をしなけりゃいけないものなのか…?

そんな、違和感を感じたのです。

ママに適したリラクゼーションは何か

こんなこと言っていいのか分からないですが、

疲れを癒やすためにお子さんを預けて来店して、

終わったらまた移動して家に戻ってお子さんを迎えて…、

こんなやり方でしか利用できないリラクゼーションって、何なんでしょうね。

それ、すごく思います…。

なんか、不毛だなって。

自分に時間をかけたらそれだけ、家に戻った時に家事が溜まりに溜まってるんですよ(苦笑)

子供を預けている時も『いい子にしてるだろうか』と思ったり、

帰ってからやるべき家事のことを考えたりしないといけない。

子供から離れて外に出て、自分に時間をかけることが逆に色んなことを考えてしまう原因になるのでは?

考え出したらキリが無いですが、ママがリラックスするための理想は、

  • 子供がそばにいて、周囲がそれを受け入れていること
  • 手間をかけずにケアしてもらえること
  • 物理的に家事のタスクを減らせること

実現できるかどうかは置いといて、これが叶えばママはラクになるんじゃ…?

仮に、と前置きしてぼくはケアしているママに尋ねてみました。

家事手伝いと出張リラクゼーションを組み合わせたら、どうですか?

ぼくはそのママに、何となくの理想論を投げかけてみました。

『出張リラクゼーションで家にお邪魔してケアをするのと、洗い物や洗濯物をたたむとかのお手伝いを合わせてパッケージ化したサービスがあったら、どうですか?』

あと、子供大好きなのでお子さんの遊び相手とかも面白いかもですね、と付け加えて。

自分としては世間話程度だったのですが、

これを聞いたママさんから返ってきた反応は、

え!?
それ、やって欲しいです!

まさかの食いつきでした。

そんなサービスがあったら、家から出なくても人との会話ができて気分転換できるし、

子供と遊んでくれるなら1人の気苦労も和らぐと思ったそうです。

これは、リラクゼーションサロンでは絶対にできないことです。

そして、そのママさんの反応を見るに、

子供を含めたママのケアこそ、子育てママを癒やす方法なんじゃないか。

そう思いました。

信頼関係を築いて実現できたら

リラクゼーションサロンに感じた課題は以下の通りです。

  • 子連れで利用するハードルの高さ
  • 疲れを癒やすためにかける手間
  • タスクを減らすことがママのケアなのでは

そして、ぼくが考えた出張リラクゼーションサービスは、

  • お家にお邪魔してケアをする
  • 空いた時間は家事のお手伝い
  • 子供好きなので、子供がいて全然問題なし
  • 愚痴やストレスの元も吐き出してスッキリして欲しい

ママさんとの会話ではこんな感じのことを、ズラッと並べていました。

もちろん、男のぼくがママとお子さんのいる家に乗り込むというのは、

固い信頼関係が無いと出来るはずはありません。

でも、もし本当にそれが子育てママを本当にリラックスさせる手段になりうるなら。

既存のサービスではそれが出来ないのであれば。

このサイトでどこまでやれるか分からないまでも、トライしてみるだけしてみようと思いました。

ぼくが子育てママの信頼を勝ち取るということが出来たなら、

何らかのプロセスをキチンと踏んで、ママが不安なく利用できるサービスの形態を考えられたらと思っています。

今回はこんな理想を語ってみました。

もしこんなサービスがあったら、ちょっとラクかも…。

そう思っていただけたら、サイト内をもう少し色々見てやってください!

ぼくの想いがあなたにとって共感できる、ちょっと話を聞いてみたいと思えた時に、

サービスを利用してみる関心を持っていただけたらと思います!

ぼくのヘンテコな生き様が、あなたに少しでも『いまを変える』キッカケとして届きますように。

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この記事を書いた人

殺陣4年目。普段はリラクゼーション仕事をしながら、身体の勉強をしつつ、殺陣を楽しんでいます。YouTubeチャンネル『ちゃんばらスタジオ』で仲間たちと殺陣の動画コンテンツを更新しています。

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